LOCATION1 周辺環境

江戸時代からの由緒ある公園や歴史的に価値ある遺構施設と、城北を代表する商都に隣接した東十条エリア。
進化を続ける都心の躍動と街並みの活気が交差する、煌めくこの地で新生活が始まります。

渋沢栄一 × 北区

日本を代表する史跡や名所が数多く残されている北区。

北区には、わが国の産業の近代化に大きく貢献したことを経済産業省が認定した、6つの近代化産業遺産があります。また、「日本資本主義の父」と言われ、500近い会社の設立・育成に尽力した渋沢栄一は、王子・飛鳥山で後半生を過ごしました。飛鳥山公園内には重要文化財の青淵文庫(画像右上)や国内外の要人たちを招いた晩香廬(画像右下)など、渋沢翁の史跡が残されており、多くの方が訪れています。

■ 飛鳥山公園(画像左)
江戸時代から庶民に花見の名所として親しまれてきた、北区を代表する人気の公園。バリアフリー対応の「アスカルゴ」やアジサイが美しい「飛鳥の小径(こみち)」など、多くの人々を惹きつける魅力に溢れています。明治6年に日本で最初の公園の一つに指定されました。

緑と水の潤いあふれる憩いのスポットが豊富。

平日は都心を舞台に仕事に明け暮れるビジネスパーソンが求める都会のオアシス。飛鳥山公園のほか、名主の滝公園(画像)、清水坂公園、神谷堀公園、豊島馬場遺跡公園、隅田川など憩いのスポットが点在。

■ 名主の滝公園(画像)
落差8mの男滝(おだき)を中心とする4つの滝からなり、かつての王子七滝のうち現存する唯一の滝。また、桜や紅葉を巡る回遊式庭園となっていて、四季折々の自然が楽しめます。

紙の博物館

渋沢翁の提唱・主導により日本で初めて大規模な近代的製紙工業が操業を始めた「洋紙発祥の地」、北区王子に設立。55,000点の資料と図書を展示公開する世界でも数少ない紙専門の総合博物館。2020年に創立70周年を迎えました。

お札と切手の博物館

お札や切手、証券など国立印刷局が製造した各種製品と、明治期以前のお札、諸外国のお札や切手、お札の製造と深いかかわりをもつ銅版画など、様々な資料が展示されています。2024年から渋沢翁が肖像となる、新1万円札のイメージ図の展示なども行われています。

篠原演芸場

1951年に開館し、東京で最も古い歴史を持つ大衆演劇の殿堂。数多くの名役者や名劇団を輩出した劇場として全国的に有名です。若い世代や外国人観光客も多く、公演前には入口に行列ができるほど人気があります。

渋沢資料館

渋沢栄一の活動を広く紹介する博物館として、1982年に開館しました。かつて栄一が住んでいた旧渋沢邸跡に建ち、公益財団法人渋沢栄一記念財団が運営しています。栄一の生涯と事績に関する資料を展示し、それにまつわるイベントなども随時開催されています。また、最近はNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公としても取り上げられました。

メディアで多数取り上げられ人気急上昇の「赤羽」「王子」が身近。

赤羽

JR京浜東北線、埼京線、湘南新宿ライン、上野東京ライン(宇都宮線・高崎線)が乗り入れている「赤羽」駅は、池袋や新宿、渋谷方面と上野、東京、品川方面への分岐点であり、多くの乗り換え客が集中するターミナル駅です。駅構内の「エキュート赤羽」には、コンビニエンスストアやカフェ、雑貨店、書店など多種多彩な店舗が出店しています。また、駅周辺にはショッピングモールや懐かしい雰囲気を漂わせる商店街があり、充実した環境が整っています。

王子

JR京浜東北線、東京メトロ南北線、都電荒川線(東京さくらトラム)が乗り入れている「王子」駅。その歴史は古く、1883年に開設されました。駅周辺には行政・教育機関が集積し、界隈には下町風情が溢れる商業地域が広がっています。また、都内でも桜の名所で有名な隣接する飛鳥山公園内には、渋沢史料館・紙の博物館・北区飛鳥山博物館といった3つの博物館があり、区民をはじめ多くの方々が訪れています。

TOKYOの未来を牽引する「東京駅」を掌握。

大手町・丸の内・日本橋・八重洲など、東京駅周辺ではさまざまな再開発が進行中。東京駅を囲むように周辺エリアでは、国家戦略特区に指定された大規模再開発を中心に、オフィスビルや複合施設の建設が進んでいます。
地上63階建て・高さ390mの日本一の超高層オフィスビルとなる「Torch Tower (トーチタワー)」や東京駅八重洲口駅前の大規模バスターミナル複合ビル計画、日本橋の首都高地下化など、東京の玄関口のシンボルとなる大型案件が動き始めています。

東京駅周辺の再開発MAP

東京駅前常盤橋プロジェクト TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)

東京駅周辺で最大となる約3.1haの敷地に、大規模再開発がスタート。2027年度全体竣工予定。
■ 常盤橋タワー ※写真右
地上38階・地下5階、高さ約212m、2021年6月末竣工。伝統を継承し、次の100年も東京駅前で東京の成長を牽引していくという想いを込め、未来を拓く「刀」、歴史や伝統の奥深さを感じさせる「重ね」を外装で表現。地下1階から地上3階までが商業ゾーンで、3階にはカフェテリアラウンジを設置。9階から37階がオフィスとなっている。
■ B棟(Torch Tower) ※写真左
トーチ風(たいまつ型)のデザインが印象的な超高層ビルで、高層階に国際級ホ
テルや都心型MICE拠点となる大規模ホール、ツーリストラウンジの構想が追加
された。超高層建物の持つ特性を活用した発電システム(水力・太陽光・風力な
ど)がビルに整備予定。

八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業(東京ミッドタウン八重洲)

低層階には商業施設・バスターミナル・小学校、高層階にはオフィス・ホテルが入居する、高さ約240mの複合ビル。江戸城の外濠として水路があったという歴史から、「Billowing Sail」をコンセプトに、通過する船や帆をイメージした外観デザインとなっている。2018年12月着工。2022年8月末竣工予定。

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

東京駅前常盤橋プロジェクトの東側で、首都高速道路地下化・日本橋川沿いエリアのまちづくりのプロジェクトとしての一帯開発のほか、国の東京国際金融センター構想に基づき、国際競争力や防災対応力の強化に資する施設・設備の開発計画が予定されている。2025年度本体工事着工予定。2035年度全体竣工予定。

東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業

八重洲一丁目6地区の東京駅前の大丸デパート向かいのエリア一帯の再開発。B街区には地上54階・高さ250mの超高層ビルが計画されている。オフィス区画のほか、下層階は医療施設・非常用発電施設・ビジネス交流施設などが入居予定。2021年1月、国交省により民間都市再生事業計画として認定。2025年度竣工予定。